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第1659号 過去の習慣を示す would と used to 添削篇1

投稿日:

5分でマスター!英語和訳のノウハウ 第1659号
過去の習慣を示す would と used to 添削篇1

配信日:2019年7月8日

こんにちは。
デルタプラスの湯川彰浩です。

前回のメルマガで出題した課題文はいかがでしたか?
たくさんの投稿をありがとうございました!

今回は課題文の解答を説明し、皆様からお寄せいただいた和訳投稿を添削していきますね。
 

過去の習慣を示す would と used to

先週は「過去の習慣を示す would と used to」というテーマで以下のような課題文を出題しました。

Economic aid for third-world nations in the past would contribute to strengthening their militarism rather than helping them develop, which paints a picture of the limit of international cooperation.

主語のまとまりは
Economic aid for third-world nations in the past
です。

「これまでの第三世界諸国への経済的援助」

となります。

 
助動詞 would は過去の習慣を表しているので、「(よく)…したものだった」という意味。

contribute to ~ は「~に寄与する;~に貢献する」。

その後に strengthening という動名詞が続くことからも、この to は不定詞ではなく前置詞扱いだとわかりますね!

strengthening their militarism の their は third-world nations を受けているので、

「第三世界諸国の軍国主義を強化すること」

となります。

 
rather than ~ は比較表現なので、「~というよりはむしろ」。

helping them develop は helping という形から、ここも contribute to ~ に続く箇所だと読み取りたいところ。

この them も third-world nations を受けているので、

「第三世界諸国が発展するのを助ける」

ということですね。

 
したがって、which までの訳は

「これまでの第三世界諸国への経済的援助は、その国々が発展するのを助けるというよりはむしろ、軍国主義を強化することに寄与していたものだった」

となります。

 
そして、最後の which 節ですね!

この which は直前にコンマがあるので非制限用法になります。

ということは which 以下から訳し上げずに which の前で一度区切って訳し下ろさないといけません。

この which はそれまでの「内容」を受けているので、「そのこと;その事実」くらいに訳しましょう。

paint a picture of ~ は「~を表す;~を説明する」。

the limit of international cooperation は「国際協調の限界」となるので、which 節の訳は

「そのことは国際協調の限界を表している」

となります。

 
したがって、上記の訳をつなげると、今回の全訳は以下のようになります。

【今回の課題文の和訳解答例】
「その政治学者は、気候変動や核の脅威のような主要な世界的な問題は各国に重大な影響を与えてきており、国際協力を重視することは国益だけを追求することよりも一層重要になるだろう、と述べている」

 

課題文添削 ~読者の投稿和訳を添削指導~

このコーナーでは、前回出題した課題文に関して皆様からお寄せいただいた和訳を添削していきます。

また今回は質問テーマとして
「あなたの梅雨の休日の過ごし方は何ですか?」
もあわせて回答していただいています。

【1】

jimさん

>第三国へ援助は開発よりむしろの此れまでは軍隊の強化の貢献で、
>国際協力の限界を絵に描いてる。

Economic「経済的な」の訳が漏れています。

そして、develop は「~を開発する」ではなく「発展する」という意味で用いられています。

paint a picture of ~ は「~を表す;~を説明する」で、主語の which はそれまでの Economic aid ~ develop の内容を受けていることに注意してください。

>バレーン王様の専用ビーチに尋ねた時、王様に偶然お会いして
>お茶をご馳走になりました、王様が日本に来たとき、
>警察の警備が厳しくて夜遊びができなかったのとを嘆いていました。

まず、バレーン王様の専用ビーチを尋ねるという
冒頭の背景説明が必要です(笑)。

そこからもはやドラマチックですね!

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【2】

いしさん

>過去に行われてきた後進国に対する経済援助は、そうした国々の発展に寄与したというよりもむしろ、
>その軍事力強化に役立ったものだった。
>このことは国際協力の限界というものをよく表している。

初投稿でしたが、すごく丁寧に訳せていますね!

helping them develop は【help+O+動詞の原形】の用法となるので、この develop は動詞扱いです。

というわけで「発展」と名詞的に訳すよりは「発展すること」と動詞的に訳す方がいいでしょう。

-------------

【3】

キンキンさん

>過去において第三世界諸国への経済援助は、発展の手助けをするというより
>彼らの軍国主義の強化に貢献するものであった。
>そしてそれは国際協力の限界を描いています。

their militarism の their を「彼らの」と訳していますが、この their は third-world nations を受けているので「人」ではありませんよね。

「国」を受けて「彼らの」と訳すのは不自然です。
their が何を受けているか意識して和訳しましょう。

あと、前半と後半で文体が統一できていません。
前半が「である」調で、後半は「ですます」調になってしまっています。

-------------

【4】

モナリザの母さん

>過去における第三世界の国々への経済援助は、それらの国々を発展させる
>手助けよりもむしろ、軍国主義を強化させてしまうものだった。
>そして、そのことは取りも直さず、国際協力の実態を表しているのです。

help はその後に目的語と動詞の原形を続けて【help+O+動詞の原形】で「Oが~するのを助ける」となります。
「発展させる」のように使役的な意味はありません。

こちらも「~しまうものだった」「表しているのです」と前半と後半の文体が統一できていませんね。
気をつけましょう。

>「ドラマみたいな経験」と言っていいかどうかわかりませんが、
>平成になった年の年賀はがきでその年から一等賞になった
>「大型テレビ」が当たりました。当選番号を何度も見直し、
>興奮したのを30年も経った今でも鮮明に覚えています。

すごいくじ運でしたね!
年賀はがきの一等賞を当てた人の話をはじめて聞いたかも!?

-------------

ということでまだ紹介できていない分も含めて、木曜日発行の【添削篇2】で引き続き添削していきますね!

また、メルマガ誌面とは別に公式Twitterでも間違いをシェアできそうな投稿には添削指導をしています。

あなたの投稿が添削されるかもしれないので、Twitterをフォローしてくださいね!!

 

編集後記

最近、電子決済が乱立していてどれに入ったらいいか本当に分かりません。

「何とか pay」

という名前のつくアレです。

 
私はまだ何にも登録していなくて、でも今後家電とか少し大きい買い物のときは電子決済の方がお得なのかなぁと思って調べてみました。

私は auユーザーなので、au pay が使えそうです。

でも au pay でたくさんのポイント還元をもらうためには auスマートパスプレミアムに加入していないといけません。

ただし、これには月額がかかるという。。。

 
う~む、結局得なのかどうか分からない(笑)。

LINE pay や Pay Pay も今の自分にはどちらが良いかも判断がつかず、結局保留です。

 
選択肢がありすぎると、顧客は選ぶこと自体が面倒になるとはマーケティングでよく言われていますが、まさにそれです!

 
次は7月11日(木)の【添削篇2】でお会いしましょう。

 

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