5分でマスター!英語和訳のノウハウ 第1715号
関係代名詞を使った強調構文 添削篇1
配信日:2020年2月10日
こんにちは。
デルタプラスの湯川彰浩です。
前回のメルマガで出題した課題文はいかがでしたか?
たくさんの投稿をありがとうございました!
今回は課題文の解答を説明し、皆様からお寄せいただいた和訳投稿を添削していきますね。
課題文の解答・解説
先週は「関係代名詞を使った強調構文」というテーマで以下のような課題文を出題しました。
逆接を示す接続詞である Although が冒頭にあるので、どこからどこまでが Although に導かれる副詞節なのかを見極めないといけませんね。
Although it was ~ social infrastructure までが副詞節です。
ということは、the negative aspects 以下が主節です。
一文が長い場合はこのように、全体の文構造を押さえることが大事です。
副詞節では it was ~ which … と強調構文の応用形が使われています。
the Internet が強調されているわけです。
was previously thought to be ~ は「以前は~と考えられていた」となります。
free and open social infrastructure は「自由で開かれた社会インフラ」ということ。
open は「オープンな」としてもいいでしょう。
したがって、
「以前は自由で開かれた社会インフラだと考えられていたのはインターネットだったが」
もしくは
「以前はインターネットこそが自由で開けた社会インフラだと考えられていたが」
というのが副詞節の訳になります。
次に主節を見ていきましょう!
主語は the negative aspects ~ Internet harassment です。
the negative aspects of ~ は「~という負の側面」。
この of は同格のニュアンスです。
and は privacy violation in SNS と Internet harassment を結んでいるので、「SNSでのプライバシーの侵害やインターネット上での嫌がらせ」となるわけです。
主節の動詞と目的語は have attracted attention なので、「注目を集めてきた」となります。
現在完了であることも意識して「(過去から今現在まで)…してきた」と訳しましょう!
現在完了の「継続」の用法ですね。
したがって、上記の訳をつなげると、今回の全訳は以下のようになります。
【今回の課題文の和訳解答例】
「以前はインターネットこそが自由で開かれた社会インフラだと考えられていたが、SNSでのプライバシーの侵害やインターネット上での嫌がらせという負の側面が最近注目を集めてきた」
課題文添削 ~読者の投稿和訳を添削指導~
このコーナーでは、前回出題した課題文に関して皆様からお寄せいただいた和訳を添削していきます。
また今回は質問テーマとして
「あなたには意識したり、目標にしている数字がありますか?」
もあわせて回答していただいています。
【1】
キンキンさん
>以前は自由でオープンだと思われていたのがインターネットでしたが、
>SNSやネット上の嫌がらせでのプライバシーの侵害という
>マイナス面が最近注目を集めてきています。
privacy violation in SNS and Internet harassment の and が何と何を結ぶのかを見直しておきましょう。
SNS と Internet harassment を and で結んでどちらも in から始まる前置詞句に含まれると考えられたようですね。
ですが、この場合は privacy violation in SNS と Internet harassment を結んでいると捉えるのがより自然です。
>毎回楽しみに拝見しております。
>頭ではなんとなく訳せているのに、いざ文章にしようとすると
>日本語がおかしくなります!
>翻訳って難しいですね。
>まだまだ勉強したいと思いますのでどうぞ宜しくお願いいたします。
英語→日本語の変換って難しいですよね。
まだまだお伝えしたいことはたくさんあるので、これからも英語の勉強を楽しんでくださいね!!
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【2】
ぬしぬしさん
>自由で開かれた社会的基盤と考えられたインターネットだけれども、
>SNS上のプライバシー侵害やインターネットハラスメントの
>負の側面が最近、注目を集めている。
逆接の Although の訳として「…だけれども」とされていますが、少し口語的な印象を受けます。
「…だが;…であるが」
とした方がいいでしょう。
この間違いをする人は講座の受講生でもよくいるのですが、入試の解答の場合は、なおさら口語的な表現は避けるべきですね。
>52です。体重がどんどん増えてきていて(歳と共に代謝が落ちてきて…)
>その体重をキープするために夜ご飯を野菜だけにしたりしています。
>洋服が入らなくなると困るので…。
なんと、夜ごはんが野菜だけとは…。
お腹が空いて、逆に眠れなくなりそうです(笑)。
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【3】
ポムさん
>確かにインターネットは以前は自由で社会通信施設も開くと考えられていた、
>インターネットのネガティブな側面であるSNSのプライバシー違反と
>インターネットハラスメントはつい最近注意を引いている。
おそらく social infrastructure, までで1つの節というまとまりだとは認識できているようです。
ただ、冒頭の接続詞 Although が訳せていないので、「~だと考えられていたが、…」ときちんと訳出しましょう。
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【4】
Ivanさん
>以前はインターネットこそ無料で開かれた社会インフラであると
>考えられていたが、最近では、SNSのプライバシー侵害と
>インターネットハラスメントのマイナス面が注目されています。
the negative aspects of ~ の of は同格の of なので、「~の」ではなく「~という」と訳した方がよりよいですよ。
the negative aspects = privacy violation in SNS and Internet harassment
ということですね!
>「6」です。
>大昔、サッカーをしていた頃の背番号だったのですが、
>その後何かにつけて意識してしまう様になりました。
>今は剣道6段に挑戦中なのですが、これが何年もうまくいかず…。
青春時代の背番号でしょうか。
思い出深い数字ですね。
剣道の6段取得もがんばってください!
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ということでまだ紹介できていない分も含めて、木曜日発行の【添削篇2】で引き続き添削していきますね!
また、メルマガ誌面とは別に公式Twitterでも間違いをシェアできそうな投稿には添削指導をしています。
あなたの投稿が添削されるかもしれないので、Twitterをフォローしてくださいね!!
編集後記
新型コロナウィルスの影響で、各観光地からお客さんが減っているようですね。
私の故郷である京都も例外ではなく、明らかに街中から観光客がいなくなっているそうです。
何と、あの金閣寺もすごく空いているそうですよ。
それだけここ最近のインバウンドの数がすごかったということですよね。
海外だけでなく、国内需要も大事にしないと、こういうときにダイレクトに影響を受けるもの。
おそらくここ最近急激に増えているゲストハウスも打撃を受けているのでは?
何よりも人命が最優先です。
病気の検査がもっと簡単にできて、抗体ワクチンができるまではこの状況はしばらく続くのだろうなと思います。
次は2月13日(木)の【添削篇2】でお会いしましょう。