5分でマスター!英語和訳のノウハウ 第1713号
関係代名詞を使った強調構文 解説篇
配信日:2020年2月3日
こんにちは。
デルタプラスの湯川彰浩です。
今日は節分ですね。
お子さんのいるご家庭では豆まきをされるのでしょうか。
確か、年齢の数だけ豆を食べるんですよね…。
そろそろ一回では食べきれないくらいの齢になってきたなぁと(笑)。
それではメルマガ本編に行ってみましょう!
関係代名詞を使った強調構文
前回のメルマガでは強調構文の基本の形を説明しましたよね?
It is ~ that …「…なのは~である;~こそ…である」
というのが強調構文の基本の型で、【~】の部分に強調したい語句を挿入するということでした。
投稿和訳でも強調構文の訳し方がまだできていない人が多かったです。
今回こそは覚えてしまってくださいね!!
さて、この強調構文には応用形があります。
that の代わりに関係代名詞が置かれることがあるのです。
次の英文で強調構文を確認してください。
強調構文の that の代わりに who が置かれていることになります。
元々の英文は
Einstein predicted human extinction after the destruction of bees.
「アインシュタインは蜂の滅亡後の人類の絶滅を予言した」
という英文となります。
Einstein という人を強調するので、who が使われているのです。
もちろん、普通の強調構文の形で
It was Einstein that predicted human extinction after the destruction of bees.
としても成立します。
「…なのは~である」という強調構文の訳に当てはめると、
「蜂の滅亡後の人類の絶滅を予言したのはアインシュタインであった」
となりますね!
ちなみにこの例文は書籍『大学院入試の英文法』の「関係副詞」の節の練習問題の英文をアレンジしたものです。
秋入試に向けてまた売れ始めていますので、今年の大学院合格を狙っている方は英語対策に読んでみてくださいね。
それでは別の例でもう少し練習してみましょう。
次の英文の強調構文を意識して和訳してください。
今度は that の代わりに which が使われていますね。
ということは、my reference book は borrowed の目的語になるわけです。
この which は目的格の関係代名詞ですからね。
元々の英文は
He borrowed my reference book yesterday.
となります。
この my reference book が強調されて、上記のような強調構文になっているわけです。
それでは強調構文のお決まりの訳し方に当てはめてみてください。
この続きの解説は次回の【解説篇2】でお届けします。
また、今回のテーマを踏まえた課題文を出題し、和訳投稿も受け付けますので、楽しみにしていてください。
編集後記
先日これまでのメルマガの原稿を整理していてちょうど12年前のメルマガのデータをいくつか開いて読んでみました。
12年前の英語和訳メルマガの編集後記ではこんなことを書いていましたよ↓
「サイトは得意でも、携帯はどうも苦手でして……。いまだにメールとカメラ機能しか使いこなせません(汗)」
……あの、あまり今と変わってないんですけど(笑)。
スマホになっても使うのはほぼLINEやメール、カメラ機能のみ。
当時はまだガラケー時代で、アプリとかはないので、そうなると、今と熟練度は似たようなもの。
また12年後が楽しみです。
きっとそんなに変わってないんでしょうね。
次は2月6日(木)発行の【解説篇2】でお会いしましょう!
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