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第1619号 SVOCを導く動詞に着目せよ 添削篇1

更新日:

5分でマスター!英語和訳のノウハウ 第1619号
SVOCを導く動詞に着目せよ 添削篇1

配信日:2019年1月28日

いやぁ~3連休は寒かったですね。

こんな寒い中でも、心理系大学院の秋入試に向けて受験生の勉強熱はぐんぐん上がっています。

受講生の答案や質問の数も先月より増えてきましたよ!

今この時期にまずすべきことは

「志望校のレベルと傾向を知る」

「自分の弱点のあぶり出し」

という2つ。

1つ目は過去問を請求して分析しましょう。
今の段階では全然解けなくても気にしないでください。

それよりも出題傾向や難易度を知ることが大事。

そして、次に添削講座に取り組み自分の「弱点」をあぶり出します。

単語・文法レベルからの復習が必要なのか
基礎心理学系の知識が不足しているのか
事例問題が苦手なのか

そうした弱点を今から把握し、1つ1つ克服していくようにします。

そして、今からなら秋入試に向けてまだそうした対策をする時間があるのです。

特に初学者の方や受験のブランクがある方は、こうした弱点の克服期間をどれだけ設けられるかが後々大きく響いてきます。

直前期になって焦らないためにも今から『心理系大学院 入試対策講座』の本格サポートを受けて秋入試で合格を勝ち取りましょう

さて、前回のメルマガで出題した課題文はいかがでしたか?
たくさんの投稿をありがとうございました!

今回は課題文の解答を説明し、皆様からお寄せいただいた和訳投稿を添削していきますね。

SVOCを導く動詞に着目せよ 課題文の解答・解説

先週は「SVOCを導く動詞に着目せよ」というテーマで以下のような課題文を出題しました。

Although the children's book depicts a satire of developed countries' colonialism, children find its description of animals mimicking humans fascinating and unforgettable.

Although「~だが、…」という接続詞で、導かれる副詞節は Although the children's ~ colonialism まで。
主節は children find … unforgettable となります。

この全体の構造をまずは見極めてください。

最初に文構造の骨格を見抜けないと正しい和訳は導けません。

主語の the children's book は「その児童書」、動詞の depict は「~を描く」という意味。

a satire of developed countries' colonialism は「先進国の植民地主義の風刺」です。

したがって副詞節の和訳は

「その児童書は先進国の植民地主義の風刺を描いているが」

となります。

次に主節を見ていきましょう。

ここは文構造に要注意。

主節の主語と動詞は children find で、その後の its description of animals mimicking humans が目的語となり、fascinating and unforgettable が補語となります。

つまり、find O C「OがCだとわかる;OがCだと感じる」の用法が使われていることになります。

主節の構成要素は以下の通りです↓

children 【S】

find 【V】

its description of animals mimicking humans 【O】

fascinating and unforgettable 【C】

its description of animals mimicking humans の its は the children's book を受けています。

mimicking humans は animals を修飾する分詞句で、mimic は「~の真似をする」。

したがって、

「人間の真似をする動物のその児童書の描写」

となります。

fascinating and unforgettable は「魅力的で、忘れられない」ということなので、

「子どもは人間の真似をする動物のその児童書の描写が魅力的で、忘れられないものだと感じている」

となります。

ゆえに、上記の訳をつなげると、今回の全訳は以下のようになります。

【今回の課題文の和訳解答例】
「その児童書は先進国の植民地主義の風刺を描いているが、子どもは人間の真似をする動物のその児童書の描写が魅力的で、忘れられないものだと感じている」

課題文添削 ~読者の投稿和訳を添削指導~

このコーナーでは、前回出題した課題文に関して皆様からお寄せいただいた和訳を添削していきます。

また今回は質問テーマとして
「ついつい仕事や日常のクセが出ることはありますか?」
もあわせて回答していただいています。

【1】

Tamさん

>その子供向けの本は先進国の植民地主義を皮肉って描いているが、子供達はその本が動物を擬人化している表現に魅了され、忘れられないと思っている。

副詞節の「皮肉って」というのは口語的ですね。
「皮肉を描く」としましょう。

また、its description of ~ の its は the children's book を受けているので、「~のその児童書の記述が」となります。

>仕事の直後、友人と話している時もついつい、オフィスで使う丁寧語を話している自分に気付き、Oopsと言ってしまい、これまた、英語と日本語の切り替えが出来てなかったと2度、「ついつい」。

切り替えができないほど英語を多用する外資系の職場で仕事されているのでしょうか?
それとも留学経験があるのかもしれませんね。

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【2】

jimmyさん

>先進国の植民地主義の風刺を描いた子供の本は、動物を模した人間を説明していて面白くて忘れられない。

主節の主語である children の訳が抜けてしまっています。

そして、find O C の用法も訳出できていませんね。

「誰」が面白くて忘れられないと「思った」のか、主語と動詞を補いましょう。

>どの仕事でも、なるべく早く処理しようとする癖がある。
>自分の安心感を得るために。

万一のときのために、バッファを考慮して早め早めに処理しておくのは大事ですし、重宝されると思いますよ。

-------------

【3】

aitamiliaさん

>その児童書は先進国の国々による植民地支配の風刺を描いているが、読んでみると、子供たちは動物たちが人間の真似している描写が興味深く、忘れられないと思った。

「読んでみると」という訳が補われていますが、その訳を補っているせいか、find と現在形なのに、「思った」と過去形で訳出してしまっていますね。

現在形ということは普遍的な事実なので、過去に限らず、この児童書の描写に対して子どもは魅力的で、忘れられないものと感じているのです。

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【4】

リアルカンテイさん

>子供向けの本では列強諸国の植民地政策の風刺を描いていますが、子供たちは人間に風刺されている動物の描写が、面白く忘れられないものと捉えている。

mimicking humans は animals にかかる分詞句になります。

mimic は「~をまねる」という意味なので、「人間をまねる動物」となりますよ。
分詞句の修飾関係に注意しましょう。

>不動産の仕事をしています。
>「単価」と言われると「坪単価」と「平方メートル単価」の両方を考えます。

普通の人は「単価」と言われて、
その2つはまず思いつきませんね。
まさに職業柄と言えるでしょう。

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ということでまだ紹介できていない分も含めて、木曜日発行の【添削篇2】で引き続き添削していきますね!

また、メルマガ誌面とは別に公式Twitterでも間違いをシェアできそうな投稿には添削指導をしています。

あなたの投稿が添削されるかもしれないので、Twitterをフォローしてくださいね!!

編集後記

今日でまた1つ歳をとり、ついに40歳になりました。

子どもの頃の40歳ってすご~く大人のイメージでしたが、実際になってみると……。

まだまだ未熟な若造なのです。

最近のCMで「人生100年」なんてフレーズをよく耳にしますがあと60年後とかどうなっているか想像できないですね。

「今を大事に懸命に生きる」ことの積み重ねで何とか生きているというのが人生のような気もします。

30歳になった時はそれなりに衝撃がありましたが、20代とは違う楽しみ、悩み、出会いがありました。

40代はどんな10年間なのでしょうか?
ちょっとワクワクもしています。

とりあえず、40代は自分にもっと磨きをかけて立派な大人を目指すことにします(?)。

次は2月14日(木)の【添削篇2】でお会いしましょう。

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