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第1704号 過去分詞ではじまる分詞構文 添削篇2

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5分でマスター!英語和訳のノウハウ 第1704号
過去分詞ではじまる分詞構文 添削篇2

配信日:2019年12月19日

こんにちは。
デルタプラスの湯川彰浩です。

まさに、大学院春入試の直前期ということで、講座の受講生からの答案がかなり増えています!

受験生に年末年始もないということで、皆さんの熱意に応えるためにも添削指導をがんばりますよ~。

秋入試の合格体験談も続々と届いているので、今月中に何本かアップ予定です。

特に、『心理系大学院 入試対策講座』は秋入試で

東北大学大学院、東京学芸大学大学院、立教大学大学院、法政大学大学院、兵庫教育大学大学院、立命館大学大学院、佛教大学大学院、帝塚山学院大学大学院

といった難関大学院の合格者を輩出しました。

先輩たちに続いて心理系大学院の合格を確実にしたいなら、添削指導を受けて、ライバルに差をつけていきましょう。

年末年始のまとまった時間で講座にチャレンジしませんか?

 
さて前回に引き続き、今回もこの課題文に関して
皆様からお寄せいただいた和訳投稿を添削していきます。

 

課題文添削 ~読者の投稿和訳を添削指導~

このコーナーでは、前回出題した課題文に関して皆様からお寄せいただいた和訳を前回に引き続き添削していきます。

先週は「過去分詞ではじまる分詞構文」というテーマで以下のような課題文を出題しました。

Shown to provoke the incessant release of neurotransmitters including stress hormones and stimulate our brain excessively, multitasking has stirred controversy among scientists.

 
また今回は質問テーマとして
「あなたは年末年始をどのように過ごす予定ですか?」
もあわせて回答していただいています。

 
【1】

jimさん

>脳の伝達物質は脳を過度にしたりストレスホルモンを含めて絶え間なく
>放出を示している、此れらの多様な仕事は科学者の間で論争が絶えない。


Shown to 以下は provoke と stimulate という2つの動詞が and で結ばれています。

つまり

Multitasking is shown to provoke ~ and (to) stimulate …

という構造なので、stimulate our brain excessively から先に訳すのは、英文の文構造的に不自然ですよ。

>年末は大掃除、年始は神社に初参り、達磨や破魔矢などを納め、
>新しい物と買い換えます。


達磨と破魔矢を毎年新調されているのですね。
近所の氏神さんの神社でしょうか?
来る年が良い一年になるといいですね。

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【2】

しゃんたくさん

>ストレスホルモンを含む神経伝達物質の絶え間ない放出を誘発し、
>脳を過度に刺激することが示されているマルチタスクは
>科学者の間で議論を呼んでいる。


この訳し方だと分詞構文の接続詞を補って訳せていないことになります。

As multitasking is shown to provoke ~

というのが本来の形なので、

「一度に複数の仕事をこなすことは~がわかっているので、…」
と理由を示す As を訳出しましょう。

>初詣とおせちの定番コースです。


まさにお正月定番で安心のコースですね。
結局、それが一番だったり!?

-------------
 
【3】

mizさん

>ストレスホルモンを含む神経伝達物質のその絶え間ない放出を誘発して
>我々の頭脳を過剰に興奮させることを論証するために、
>科学者たちは議論を同時並行で行った。


「~を論証するために」となっていますが、Shown の前に目的を示す何の語句が省略されていると解釈されたのでしょうか?

ここは分詞構文ですから、接続詞と主語を補います。

As multitasking is shown to provoke ~

となるので、「…するために」とはなりませんよ。

>年末年始はのんびりし、大掃除・初詣などします。
>毎年のルーティーンです。


うちは大掃除に早めに取り掛かっています。
その分、年末年始はのんびりします。

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【4】

ちょこさん

>マルチタスクはストレスホルモンを含み、脳を過度に刺激する
>神経伝達物質の絶え間ない放出を引き起こすことが示されたため、
>マルチタスクについて科学者の間で物議がかもしだされた。


こちらも Shown to 以下の文構造を誤って解釈されています。

and が何を結ぶのかをよく見直してください。

provoke ~ stress hormones と stimulate our brain excessively という2つの語句のかたまりを結ぶ and です。

というわけで、including stress hormones のみが neurotransmitter にかかるわけです。

>分詞構文は本当に学生時代に苦労しました。
>結局、当時の私はうやむやなまま終わらせていました。
>改めてメルマガで勉強し、当時の苦い思い出が蘇りつつも
>とても勉強になりました。


分詞構文や仮定法ってややこしいので、何となくの理解で済ませがちですよね。

今回のメルマガが良い復習になったようで私もうれしいです!

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【5】

ぬしぬしさん

>ストレスの調和や過剰な脳への刺激といったような神経伝達物質を
>絶え間なく放出することを引き起こすことが示していることは、
>科学者たちの間で論争が湧き起こっているマルチタスクのことである。


stress hormones は「ストレスの調和」ではなく「ストレスホルモン」という意味です。

そして、including stress hormones のみが neurotransmitters を修飾しています。

including stress hormones and stimulate our brain excessively で1つのまとまりと誤解されたようですね。

>実家へ帰省します。恒例の餅つきは毎年、
>大晦日につくのが我が家の恒例です。


大晦日に餅つきされるんですね。
子どもの頃に食べたつきたてのお餅は美味しかったなぁ…。

-------------

 
今回の添削指導はいかがでしたか?

メルマガで紹介しきれなかった投稿は、
十分に出来のよいものであったり、
他の方と同じような間違いをしているものです。

よくある間違いや工夫した訳し方を共有することで、
次回に生かすようにしましょうね。

公式ツイッターでは、今回の投稿和訳で間違いをシェアできそうなものを添削指導しています。
*SDATA1*さんの投稿が添削されるかもしれないので、ツイッターをフォローしてくださいね。

デルタプラス公式LINEでは和訳のヒントを配信中。
 

今回の秀作 ~この和訳投稿が今回のNo.1~

今回もたくさんの和訳投稿をありがとうございました!!

その中から編集部が厳選したNo.1の和訳投稿はこちらです。

ぽこあぽこさん

>マルチタスクはストレスホルモンを含む神経伝達物質の絶え間ない
>放出を誘発すること、そして過度に私たちの脳を刺激していることが
>示されているので、科学者達の間で論争を巻き起こし続けてます。


複雑な文構造を捉えることができている上、分詞構文で省略されている As も補って訳せていますね。

私か個人的に感心したのは、has stirred controversy と現在完了のところをきちんと継続用法だと理解して訳せているところです。

こうした細部への配慮もされていて丁寧に和訳できている力作だと思います。

ということで、今回のNo.1とさせていただきます。
 
それでは次回も皆さんからの、力の入った投稿和訳をお待ちしています。

 

編集後記

今回で今年のメルマガの通常回はおしまいです。

 
自宅の片付けや掃除は少しずつ進めているのですが、オフィスがまだだったことに気づきました。

仕事場環境もキレイにしたいところですが、来年春に新しい書籍を刊行予定なので、その書類やらゲラやらがたくさん。。。

章ごとにクリップで止めて、いらない書類は捨ててと、今週末はお休み返上で掃除するっきゃないですね。

がんばるぞ~!

 
次は1月6日(月)の【解説篇】でお会いしましょう。
 

 

 

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