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第1664号 could の推量のニュアンス 添削篇2

投稿日:

5分でマスター!英語和訳のノウハウ 第1664号
could の推量のニュアンス 添削篇2

配信日:2019年7月25日

長かった梅雨もようやく明けそうな雰囲気。

ですが、また台風がやってくるっぽいので週末は地域によって雨模様かも……!?

あともう少しの我慢ですかね。

 
それでは前回に引き続き、今回もこの課題文に関して
皆様からお寄せいただいた和訳投稿を添削していきます。

 

課題文添削 ~読者の投稿和訳を添削指導~

このコーナーでは、前回出題した課題文に関して皆様からお寄せいただいた和訳を前回に引き続き添削していきます。

先週は「could の推量のニュアンス」というテーマで以下のような課題文を出題しました。

More and more sands throughout Japan could disappear owing to coastal erosion. As such environmental conservation should no longer be relegated to a trivial issue.

 
また今回は質問テーマとして
「あなたは47都道府県の中でどれだけの県に行ったことがありますか?」
もあわせて回答していただいています。

 
【1】

Beaconさん

>日本国中の多くの砂丘が、海岸の侵食により消え失せるかもしれない。
>このような環境保護は、些細な事ともはや見過ごすべきではない。

be relegated to ~ の訳出に苦労されたようですね。

relegate は「~を追いやる;~を退ける」という意味なので、これが受動態になっているということは「~に追いやられる」となります。

should no longer be relegated to ~ まで含めると「もはや~に追いやられるべきではない」となりますね。

>足を踏み入れてないのは、栃木、茨木、の二県です。

「足を踏み入れる」という表現から推察するに、車や電車で通ったこともないってことでしょうか。

私も北関東はまだまだ制覇できていないかも!?

-------------
 
【2】

jimさん

>日本中の海岸は浸食によって益々砂が消えている。
>このような環境保全はもはや些細な問題だと捉えるべきでない。

sands は「砂」ではなく「砂浜」。
coastal erosion という語句がヒントになります。

また、助動詞の could の訳が漏れています。
推量を表しているので、「消えるかもしれない;消えるだろう」としましょう。

>40位ですが島とか、その地域の人がちとの交流が出来ていないので
>本当の意味では地域の生き様や、各地の厳しいい環境条件の中で
>生きている人々の理解はしていないと思います。

確かに長崎の五島列島や沖縄の離島など含めると行けていない地域の方が多いんですよね。
同じ県でも生活形態も違うでしょうし。

-------------
 
【3】

キンキンさん

>沿岸の侵食のせいで日本中の砂がどんどん消えていくでしょう。
>そのような環境保全はもはや些細な問題に追いやられるべきではありません。

As such は「そのような」ではなく、「したがって」という意味になります。

So や Therefore のような接続詞的な役割をしています。

such as ~「~のような」と混同しないようにしましょう。

>こんにちは! いつも楽しくチャレンジさせていただいてます!
>住んだことがある県だけでも北海道と関東地方の4県で合計5です。
>行ったことがあるを含めると修学旅行を含めても10県ですね。

関東地方で4県というと、首都圏の周りを結構住まれているんですね。

私も住んだことがある県だと・・・3つしかないかも!?

-------------
 
【4】

清見さん

>海岸浸食によって、日本中の海岸線が、どんどん砂に消されていくかもしれない。
>そう考えると、環境の保存は些末な案件に格下げされるべきではない。

海岸線は coastline や coastal line と表現されることが一般的です。

そもそも主語は More and more sands で、動詞は could disappear なので、

「ますます多くの砂浜が消えるかもしれない」

というのが骨格になります。

第1文の文構造を見直しておきましょう!!

-------------
 
【5】

kayyacさん

>沿岸部の浸食によって、日本中でますます大量の砂が消失した。
>それ故、環境保護はもはや些細な課題として先送りされるべきではない。

「消失した」だと could の意味が含まれていないことになりますね。

この could は現在時制での推量を表しますので、「消失するかもしれない」と訳しておきましょう。

くれぐれも「…できた」と過去の可能の意味で解釈しないようにしてくださいね!

>通過した県を含めれば、鳥取と島根を除いてすべて行きました。
>暇なので行ってみようかなという気になりました。

山陰地方は私も去年はじめて行きましたが、食べ物もお酒も観光名所もあって良いところでしたよ。
あとは交通の便なんですよね~。

もう少し行きやすくなってくれれば!!

-------------

 
今回の添削指導はいかがでしたか?

メルマガで紹介しきれなかった投稿は、
十分に出来のよいものであったり、
他の方と同じような間違いをしているものです。

よくある間違いや工夫した訳し方を共有することで、
次回に生かすようにしましょうね。

公式ツイッターでは、今回の投稿和訳で間違いをシェアできそうなものを添削指導しています。
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今回の秀作 ~この和訳投稿が今回のNo.1~

今回もたくさんの和訳投稿をありがとうございました!!

その中から編集部が厳選したNo.1の和訳投稿はこちらです。

高嶺さん

>海岸浸食のために、日本中のますます多くの砂が消失しているのかも知れない。
>したがって、環境保護は、もはや些細な問題として片づけられるべきではない。

could のニュアンスをきちんと推量で訳出し、さらに As such などの間違いやすい語句も正しく訳すことができています。

should no longer be relegated to ~ を

「もはや~として片づけられるべきではない」

と工夫できている点には感心しました!

よくがんばりましたね!

 
ということで、今回のNo.1に選ばせていただきます。

おめでとうございます!!

それでは来週も皆さんからの、力の入った投稿和訳をお待ちしています。

 

編集後記

オリンピックまでちょうど一年ということで、東京では交通規制テストが行われたようです。

そのせいで都内は一部で大渋滞になり、仕事に影響が出たとか、家に帰るまでかなり時間がかかったとか、そういうコメントをSNSでちらほら見かけました。

 
五輪の期間中は終電も夜中の2時過ぎまで走るようですね。

外国人も選手や観客も含めてたくさん来日するでしょうから、もうどんな感じになるのか想像もつきません。

若い頃は「お祭り騒ぎだろうなぁ、わくわく!」という感じでしたが、もう今じゃ

「大事が起きることなく滞りなく進みますように」

と望むばかり。

 
えぇ、だいぶん大人になりました(笑)。

 
次は7月29日(月)の【解説篇】でお会いしましょう。
 

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