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第1615号 5文型には含めて考えない副詞節 添削篇1

更新日:

5分でマスター!英語和訳のノウハウ 第1615号
5文型には含めて考えない副詞節 添削篇1

配信日:2019年1月28日

週末は各地で雪が降り、北海道ではホワイトアウトのところも!?
積雪量の多い地域の方は雪かきとか大変だと思いますが、気をつけてお過ごしくださいね。
今が寒さのピークだと思いたいです。

さて、前回のメルマガで出題した課題文はいかがでしたか?
たくさんの投稿をありがとうございました!

今回は課題文の解答を説明し、皆様からお寄せいただいた和訳投稿を添削していきますね。

それではメルマガ本編に行ってみましょう!
 

5文型には含めて考えない副詞節 課題文の解答・解説

先週は「5文型には含めて考えない副詞節」というテーマで以下のような課題文を出題しました。

The researcher would cling doggedly to his claim since some cast doubt on the hypothesis that there are noticeable similarities in the feature of the two ethnic groups.

この一文は主節と副詞節に分けることができないと、正しい和訳は導き出せません。

主節は The researcher would cling doggedly to his claim で、副詞節は since some cast ~ 以下になります。

この大枠の文構造をまずは踏まえてください。

 
それでは主節から見ていきましょう。

would は現在時制の would なので、「推量」のニュアンスになります。
あえて訳すなら、「…だろう」くらいですね。

cling doggedly to ~ は「~に執拗に固執する」。

cling to ~ に doggedly という副詞がくっついた形ですね。

 
次に副詞節となります。

この since は接続詞扱いで、「…なので」と理由を表します。

「…以来」という意味ではありませんよ。
since は前置詞でも「~以来」という意味になり、完了形と一緒に用いられますよね!

主語は some ですが、この後に researchers が省略されていると考えましょう。

cast doubt on ~「~に疑問を投げかける;~を疑う」。

the hypothesis は「その仮説」で、主節の his claim「彼の主張」の言い換えだと考えてください、

 
どのような仮説なのかを that 節以下で述べています。

there are noticeable similarities in ~ は「~において顕著な類似点がある」。

the feature of the two ethnic groups は「2つの民族の特徴」という意味ですね。

ここは一語一語丁寧に訳せば問題ないはずです。

 
・・・ちなみに今回のテーマに沿って考えると、since 節以下は副詞節なので、文型の際は考慮しません。

主節の

The researcher would cling doggedly to his claim

の文構造だけを考えます。

The researcher が主語で、would cling が動詞ですね。

to his claim は前置詞がついているので、目的語扱いとはここではしません。
 

ということで、

SV

の単純な第1文型ということが分かります。

この英文で筆者が一番言いたいのは

「その研究者は固執しているのだろう」

ということなんですね!

 
したがって、上記の訳をつなげると、今回の全訳は以下のようになります。
 
【今回の課題文の和訳解答例】
「研究者の中には2つの民族の特徴において顕著な類似点があるという仮説を疑う者もいるので、その研究者は自らの主張に執拗に固執しているのだろう」

 

課題文添削 ~読者の投稿和訳を添削指導~

このコーナーでは、前回出題した課題文に関して皆様からお寄せいただいた和訳を添削していきます。

 
また今回は質問テーマとして
「歳を重ねて好みが変わったものはありますか?」
もあわせて回答していただいています。

 
【1】

Tomさん

>幾人かが、その二つの民族グループの特徴に顕著な類似性があるという仮説に対して疑問を投げかけて以降、その研究者は自身の主張に執拗に固執したものだった。

since の意味に注意しましょう。
「…以来」と訳されることもありますが、完了形以外の英文では
「…なので」
という理由のニュアンスで使われることが結構あります。

ご自身で使うときも because ばかりでなく、since を使えるようになると、ちょっと英語ができる感じが出ますよ!

>若いころは、イカ、エビ、チーズが嫌いだったのですが、最近大好物になりました。

・・・ということは、シーフードピザが食べられるようになったわけですね(笑)。

-------------
 
【2】

らeなaさん

>その研究者は、何人かのキャストが、2つの民族グループには目立った特徴があるという仮説を疑ったので、頑固に彼の主張に執着したのだろう。

some cast を主語と思われたようですね。
この cast は動詞で使われていて「~を投げかける」の意味です。

some の後に researchers が省略されているのです。
もし cast が主語なら casts と複数形にならないと、動詞の形と整合がとれませんね。

>わさび&からしが大丈夫になりました!
>唐辛子はまだムリみたいです…

辛い物が苦手なんですね。
実は私もなんです。
今は少しましになりましたが、20代の頃は本当にムリでした。

-------------
 
【3】

Philipさん

>その2つの民族に顕著な類似性があるという仮説に疑問を呈す者があるので、その研究者は自説に頑固に固執している。

「疑問を呈す者があるので」ではなく「疑問を呈す者がいるので」の方が自然ですね。

そして、主節の would が訳出できていません。
推量なのであえて訳出しなくてもいいのですが、「固執しているのだろう」とすると、そのニュアンスをより忠実に反映できますよ。

-------------
 
【4】

Yanagisaeさん

>二つの人種グループの特徴には明らかな共通点があるという仮説に数人が疑念を呈したが故に、その研究者はあくまでも自説に固執したのだった。

some の後に researchers が省略されていることを踏まえて訳してほしいところですね。

some だけが単独で使われている場合は、その後に既出の語句が省略されていると考えるのが自然ですよ。

>LINEのアドバイスは、ちょうど、その辺りがわかりにくくてアンダーラインを引いていました。
>おかげで自分なりの納得が得られました。正しいかはわかりませんが。

今回から15時にLINEを送るようにしました。
ちょうどいい塩梅のヒントを出すというのはこれが結構むずかしいんです(笑)。

-------------

 
ということでまだ紹介できていない分も含めて、木曜日発行の【添削篇2】で引き続き添削していきますね!

また、メルマガ誌面とは別に公式Twitterでも間違いをシェアできそうな投稿には添削指導をしています。

あなたの投稿が添削されるかもしれないので、Twitterをフォローしてくださいね!!

 

編集後記

『使えるフレーズがどんどん頭に入る! シミュレーション英会話』がAmazonでも在庫が復活しました。

「すぐに使いたくなるようなフレーズがいっぱいですよね」

「留学する前もした後にも使えますね! ちょうどホームステイから帰ってくる子どものために買います」

「英語に苦労していた若いときにこの本に出会えてたら…」

と嬉しい感想を早くもいただいています。
 

例えば、カフェで飲み物をオーダーするとき
「氷少なめで」って何て言いますか?

簡単な表現なのに英語だと
パッと出てこないですよね?

 
実は

with light ice

とだけ言えばいいんです。
 

量の調節で light を使うこの感覚。

全然難しくない単語なんだけど、知っていないと出てこないですよね。

それでは「氷なしで」はどのように言えばいいのでしょうか?

正解は書籍でチェックしてみてくださいね!!

 
次は1月31日(木)の【添削篇2】でお会いしましょう。
 

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