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第1628号 接続詞の since を使いこなせ 添削篇2

更新日:

5分でマスター!英語和訳のノウハウ 第1628号
接続詞の since を使いこなせ 添削篇2

配信日:2019年3月14日

先日、確定申告を提出してきました。
なんだかんだで今年も期限ギリギリ(笑)。

特にダメ出しもないので、提出書類をまとめるのはかなり慣れてきたんですよね。

来年はちゃちゃっとやれるようにしたいです。
 
それでは前回に引き続き、今回もこの課題文に関して、皆様からお寄せいただいた和訳投稿を添削していきます。
 

課題文添削 ~読者の投稿和訳を添削指導~

このコーナーでは、前回出題した課題文に関して皆様からお寄せいただいた和訳を前回に引き続き添削していきます。

先週は「接続詞の since を使いこなせ」というテーマで以下のような課題文を出題しました。

The food-service industry with concerns such as a shortage of labor force and rising labor cost amounts to the bottom line: its survival is subject to expanding acceptance of foreign workers.

 
また今回は質問テーマとして
「あなたはこれまで何回引っ越しましたか?」
もあわせて回答していただいています。

 
【1】

jimmyさん

>食品業界は労働力の不足と最低賃金の総コストの上昇でこのような状態で:
>それで生き残りの課題である外国人労働者の拡大の容認である。

コロン「:」を和訳で用いていますが、原則として和訳では「:」をそのまま用いることはしません。

だって私たちが日本語の文を書く際は通常「:」という句読点は使いませんよね?

メルマガを書いたり、資料をまとめたりするときに記号として「:」を使うことはあるでしょうけどね。

ですから、適当な日本語を当てはめる必要があります。
この場合は詳細な内容を導くので、あえて訳を補うなら、「つまり」くらいでしょうか。

-------------
 
【2】

縦横さん

>労働力不足と人件費上昇などに関与している外食産業は最低線に達している。
>それらの外食産業の生き残りは外人労働者の受け入れ拡大の対象になっている。

is subject to ~ の訳し方を見直しておきましょう。

確かに subject は「対象者」という意味があります。
ですが、この場合は be subject to ~ で「~次第である;~にかかっている」となります。

覚えておきましょう!

>12回も引越しして落ち着きました。

ということは、私も落ちつくまであと4、5回引っ越さないと(笑)。

-------------
 
【3】

KAKIKEKOさん

>労働力不足や賃金上昇といった懸念がある外食業界が
>最低限、つまり、その生存競争のため、
>外国人労働者を受け入れ拡大が課題となっている。

「最低限」とはおそらく the bottom line の訳ということですよね?

the bottom line は調べてみると、たくさんの意味がありますが、この場合は「肝心な点」という意味です。

コロン以下の内容を踏まえて適した訳語を導きましょう。

>子供のころから数えて、11回。
>海外の引っ越しが大変だった記憶があります。

海外に引っ越すのは大変そうです。
荷物を運ぶだけでも時間も費用も段違いにかかりそう…。

-------------
 
【4】

ぽこあぽこさん

>労働力不足や最低ラインの労働の賃上げのような
>懸念なあるその外食産業は その生き残りを外国人労働者の
>幅広い受け入れに頼る必要がある。

the bottom line「肝心な点」の詳しい内容をコロン「:」以下で述べている構造になります。
この文構造を踏まえた訳にしてください。

あと、「懸念なある」ではなく「懸念のある」が正しい日本語ですね。

-------------
 
【5】

リアルカンテイさん

>労働力不足や人件費高騰に悩むその食品産業は、その存続が外国人
>労働者受け入れを拡大することにかかっているという結論に達した。

the bottom line を「結論」と訳しても確かに意味は通るのでいいでしょうね。

ただ、「達した」となっていますが、amounts to ~ なので時制は現在形です。
ですから「~に達している」とすべきです。

>父親が銀行員で転勤族でしたので、子供の頃はよく引っ越しをしました。
>それが嫌だったので、転勤のない仕事を選びました。
>子供の頃の引っ越しにより人生は大きく変わりました。

引っ越しが多いと友達づくりが毎回大変だろうなと思います。
仲良くなった友人との別れも辛いですよね。

-------------

 
今回の添削指導はいかがでしたか?

メルマガで紹介しきれなかった投稿は、
十分に出来のよいものであったり、
他の方と同じような間違いをしているものです。

よくある間違いや工夫した訳し方を共有することで、
次回に生かすようにしましょうね。

公式ツイッターでは、今回の投稿和訳で間違いをシェアできそうなものを添削指導しています。
*SDATA1*さんの投稿が添削されるかもしれないので、ツイッターをフォローしてくださいね。

デルタプラス公式LINEでは和訳のヒントを配信中。
 

今回の秀作 ~この和訳投稿が今回のNo.1~

今回もたくさんの和訳投稿をありがとうございました!!

その中から編集部が厳選したNo.1の和訳投稿はこちらです。

しゃんたっくさん

>人手不足や人件費上昇などの懸念を抱える飲食業界において
>最終的にいきつくこと。それは生き残りのためには
>外国人労働者の受け入れを拡充することだ。

最後で is subject to ~ の「~次第である;~にかかっている」をきちんと訳せていたらパーフェクトでした。

ですが、コロン「:」の区切り方は上手く工夫してできていますね。

「~すること」という止め方はあまりしませんが、文脈とコロンを踏まえて、逆にいい味が出ています。

ということで、今回のNo.1に選ばせていただきます。
おめでとうございます!!

それでは来週も皆さんからの、力の入った投稿和訳をお待ちしています。

 

編集後記

3月29日(金)に大阪のジュンク堂 難波店で、新刊『シミュレーション英会話』のイベントを行います。
(現在、このイベントはすでに終了しております)

 
著者の有子山先生に本の話や英会話の勉強法など生で話を聞けるまたとないチャンス。

イベントの詳細はこちら

 
今回の投稿和訳で読者さんからこんなメッセージをいただきました↓

>学生時代を京都で過ごしたので、
>難波に反応してしまいました。
>数回しか行ったことないので記憶に薄いですが…
>イベント賑わいそうですね!!(ぬしぬしさん)

 
関西にいた経験があると、「梅田」「難波」のキーワードには反応しちゃいますよね(笑)。

会場は難波駅からすぐのジュンク堂書店なので京都、奈良、兵庫からのアクセスも良好。

週末の学校帰り、お仕事終わりに本屋で英会話の上達法をプロに聞いてみませんか?

 
しかも参加費は【無料】です。
お席も徐々に埋まり出しているみたいです。

会場には私も運営側で参加していますのでお会いできるのを楽しみにしていますね!!

 
次は3月18日(月)の【解説篇】でお会いしましょう。
 

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