5分でマスター!英語和訳のノウハウ 第1705号
文中に挿入される分詞構文 解説篇
配信日:2020年1月6日
あけましておめでとうございます。
2020年の幕開けですね。
今年は東京オリンピックもありますし、いろいろ盛り上がる一年になりそうな予感。
本年も何卒よろしくお願いいたします。
それではメルマガ本編に行ってみましょう!
文中に挿入される分詞構文
昨年末から引き続き分詞構文がテーマです。
分詞構文でよく見かける形は、分詞が文頭にあるパターンではないでしょうか?
例えば、以下は前回のテーマで用いた英文ですが、
Having lived in London, she can speak English well.
「彼女はロンドンに住んだことがあるので、英語を上手に話すことができる」
Having lived in London と、分詞構文は文頭に置かれていますよね。
でも、いつも文頭にあるとは限りません。
時には文中に置かれることもあるのです。
次の分詞構文の副詞節の位置を確認しましょう!
being unable to speak English と分詞が使われている部分が文中に挿入されていますが、これも分詞構文の一種なんです。
文中に挿入されていても文頭にある場合と同じと考えてもらって構いません。
ですから、
Being unable to speak English, the taxi driver was confused by conversation with foreign passengers.
と同じということになります。
というわけで、これを普通の英文に書き換えてみましょう。
まず分詞構文となっている副詞節の主語は主節と同じになるので、the taxi driver ですよね?
また、時制は主節が was と過去形なので、同様に副詞節も過去形と判断します。
したがって、
The taxi driver was unable to speak English, he was confused ~
となると予測できるはずです。
最後に省略されている接続詞を補いましょう。
副詞節の訳は「そのタクシーの運転手は英語が話せなかった」
主節の訳は「彼は外国人の乗客との会話に困惑した」
この2つの節を結ぶには理由を表す As あたりが適当ですよね!
したがって、以下のようになります。
As the taxi driver was unable to speak English, he was confused by conversation with foreign passengers.
「そのタクシーの運転手は英語が話せなかったので、外国人の乗客との会話に困惑した」
今回のポイントは分詞が用いられている副詞節が文中に挿入されることもあるということです。
この場合は文頭に置かれ、この場合は文中に置かれる、といった明確なルールは残念ながらありません。
書き手の癖であったり、文章のリズムを取るために文中に挿入していたりくらいの理由にすぎません。
ただし、どこが分詞構文なのか見極めることはわりと簡単です。
文中に分詞構文が挿入される場合は前後にコンマが置かれて区切られているので、1つの目印にしてくださいね!
次回の【解説篇2】では今回のテーマを踏まえた課題文を出題し、和訳投稿も受け付けますので、楽しみにしていてください。
編集後記
皆さんは年末年始どのように過ごされていましたか?
私はお正月の三が日は初詣に出かけたり、友人らと食事に行ったり、家でのんびり過ごしたりするなどしていました。
ちなみに、初詣は昨年と同じく浅草寺へ。
初詣の後にご飯でも食べようかと思うと、下町のあたりじゃないとお店が開いてないんですよね。
元旦から営業してくださるなんて本当にありがたい限りです。
もんじゃ焼きとお好み焼きをたくさん食べれて元旦から幸せな気持ちに浸れました。
「一年の計は元旦にあり」ということで、2020年も良いスタートを切れた気がします。
次は1月9日(木)発行の【解説篇2】でお会いしましょう!