5分でマスター!英語和訳のノウハウ 第1669号
挿入句の正しい和訳の仕方 解説篇
配信日:2019年8月19日
お盆休みをはさみましたが、どのように過ごされましたか?
私は1週間メルマガを書いていないだけで、何だか久しぶりの感覚に襲われています。
メルマガを書くというのも習慣とリズムなんだなぁと実感。
早くいつもの勘を取り戻さなくては!
それではメルマガ本編に行ってみましょう!
挿入句の正しい和訳の仕方
今回のテーマは「挿入」です。
語句が文中に挿入されると英文の構造が分かりづらくなり、和訳の難易度がぐっと上がります。
挿入句はコンマで挟まれていることが多いので、挿入箇所は見分けがつきやすいのですが、問題となるのは和訳の仕方です。
例文を交えて見ていきましょう!
次の英文の挿入されている箇所を考えてみましょう。
挿入されている語句は何かというとコンマで囲まれている however ですよね?
however は「しかし」という意味の副詞です。
よく文頭に置かれますが、このように文中に挿入されることも多いんです。
これを挿入とは気づかずに、そのまま訳すとどうなるでしょうか?
つまり、英文の語順通り訳すと、
「万一どしゃ降りになるときに備えて、この地域の天気予報はしかし傘を持っていくことを勧めている」
となりますよね?
ですが、日本語にした際に「しかし」の入る位置が明らかにおかしいのが見て取れます。
ではどうすればいいのか?
「挿入句は本来の位置に戻して訳してみる」
ということを心がけてみてください。
however は本来文頭に置かれる語句です。
前文までの流れを受けて「しかし…」と逆接の内容をつなげる場合に用いられます。
ですから、この場合も文頭に however を置いて和訳すればいいのです。
つまり、
However, the weather forecast for this area recommends bringing umbrellas in case it pours.
と考えて和訳してみましょう。
そうすると、
「しかし、万一どしゃ降りになるときに備えて、この地域の天気予報は傘を持っていくことを勧めている」
となり、より自然な和訳になりましたよね!
挿入は書き手の判断や気持ち、または注釈を補足するのに効果的です。
そのために、長文ではアクセントをつける意味でもここぞという時に使われたりします。
他にも挿入語句として代表的なものとしては、
for instance「例えば」、in fact「実際は」、indeed「実に」、moreover「その上」、nevertheless「しかし」、of course「もちろん」
などがあります。
これらの語句が文中に挿入されても、
「挿入句は本来の位置に戻して訳してみる」
という原則を思い出すようにしてくださいね!
次回の【解説篇2】では今回のテーマを踏まえた課題文を出題し、和訳投稿も受け付けますので、楽しみにしていてください。
編集後記
人間ってどうしても新しいことをするのは手続きやらを覚えるのが面倒で億劫になるもの。
でも、同じことだけを続けていても経験値や視野は広がりません。
ということで、小さなことでもいいので、1ヶ月に1つ新しいことをやることを目標にしています。
今月私が取り組んだ新しいことは「ボランティア」です。
いつかやってみたかったのですが、不思議なご縁でボランティアをすることに。
最近新刊を出された木皿泉さんという作家さんがいまして(ドラマの脚本も書かれている方です)、その方のファンイベントの運営をボランティアスタッフとしてお手伝いすることに。
あ、もちろん私もファンの一人(笑)。
私は出版スキルを生かして、配布する冊子の編集のお手伝いを担当しました。
そして、そのイベントに木皿先生本人も登壇されてお話してくださるということで、なんと当日は100人以上も集まる規模に!
先生ご本人ともお話する機会にも恵まれサインなどもいただけて、本当に感無量です。
忘れられないひと夏の思い出となりました。
次は8月22日(木)発行の【解説篇2】でお会いしましょう!